コロナ禍の中
小学生・中学生・高校生の全国大会が無くなり
指導している大学生達のリーグも無くなり
目標を失い、もがいている仲間達を見るたびに
自分は何が出来るのか…
何をやって良いのか…
正直何が正解で何が間違いなのか…
いまだに迷走してます
でも立ち止まっているより、出来る事を少しずつ
と 外に向けて行動を起こし始めました
8月には雑誌
9月はYouTubeの撮影などに参加
大学リーグがなくなってしまった中で、春関という大学生の個人戦が開催出来るかもしれないとの話があり、希望の光が見えたのが9月の半ば頃
奮起する彼らと自分も一緒にチャレンジしてみようと
国内で行われる国際大会SENKO CUP ITF Seniors in Yamanashi&Aichiに申し込みをして出場してきました
大会を開催するのも難しい中、運営サイドの気配りホスピタリティも整った選手ファーストで本当に素晴らしい大会でした
山梨大会では自分が小学生から慕っている渡邊哲兄貴とシングルス決勝で対戦
渡邊哲兄貴は、幼い頃お父さんを亡くし、自分と同じような境遇で、中学生の頃から本当の兄のように接してしれて色々悪さも教えてくださいました(笑)
そしてなんと山梨会場に、中学時代何度も挫折しそうな時に手を差し伸べてくださった飯田藍先生がお見えになられていたのです
藍先生は、あの松岡修造選手などの名プレーヤーを育てられテニス界に大変ご尽力された方で
テニス界の母と言われる素晴らしい方です
自分達はJr.時代、一般時代 どちらも泣かず飛ばずの戦績で、藍先生に試合を観て頂けるレベルまで達しないまま社会人になってしまいました。
しかし、まさか約30年後に2人のシングルスを最初から最後まで観て頂けることになるなんて
夢のような時間でした
試合終了後は真っ先に2人で藍先生にアドバイスを貰いに行きましたよ(笑)
「よく頑張ったわね」
この言葉があるから頑張れるのかもしれませんね
次はこの日本で、海外選手と戦って頑張っている姿を藍先生や沢山の方々に観て頂けるように
きっとその夢は叶う
そう信じ
次回もまた「よく頑張ったわね」って言ってもらえるように仕事に練習にトレーニングに日々精進して前に進んで行かねばと背中を押していただいた日でもありました
自分の人生はテニスで始まったと言っても過言ではありません
テニスは我慢と勇気のスポーツ
そう教わり そう教えても来ました
そして人生も、我慢と勇気が必要だと教わり実践してきたつもりです
しかし新型コロナウイルスは想像をはるかに越え
それこそまさに全人類の叡智がためされているかのように思えます。
全世界の活動が停滞に追い込まれ先の見えないこの状況の中
モチベーションを保って生活する事の難しさを日々痛感しているところですが
文化にスポーツに何事にも喜びがあり
その喜びは生きる希望の光になるのではないかと感じています
出来る事をコツコツと
自分が出来る事
亡き母が教えてくれた
ラケット1本で世界中に友達を🤝
を忘れずに少しでも皆さんの少しだけ前で道標になれるように
これからも前に進んでいきたいと改めて感じてます。
出逢いの神様に感謝