先日 金曜日 国民の誰もが 哀しくなるお知らせが ニュースで…
34歳 で 乳癌の為 亡くなってしまった 麻央さん
人の死は 病気に関わらず 誰もが来るもの…と
人生は一度きりだから…と
自分が癌に侵されている 事を知り それを 陰に隠れず表に出す事を決意して
昨年の9月1日から blogを開設した麻央さん
そのblogは、沢山の方々に 生きる勇気を与えてくれたのではないでしょうか?
自分も短期間の間にもかかわらず 本当に沢山の元気と勇気とヤル気をもらっていて
金曜日 亡くなった事を知り 本当に本当に残念でなりませんでした。
俺のお母さんも 母さんが35歳の時に胃癌で亡くなりました。
自分より若い麻央さんですが 勝手ながら なんか 母と重なるところがあり
癌を公表された時から 癌との闘いに勝ってほしく 応援をさせていただいてました。
自分のお母さんは約30年前のことですから
現在の医療技術なら 麻央さんの病気は治るのではないかと希望を持っていたのですが…
本当に 本当に 残念です。
亡くなられてから 毎日ニュース等で 麻央さんの生き様を取り上げられていて、笑顔の画像や元気な姿が映し出されているのを見ていると 亡くなった事が嘘みたいに感じるのは 自分だけでしょうか?
医療技術は進歩していても、まだまだ 治らない病気は沢山あります
ですので 自分は元気だから大丈夫と過信するのではなく 元気なうちから 人間ドックや健康診断を受けたり 予防知識を学んだりして
大切な人達と少しでも長く元気でいられるようにしたいですね
自分は母が亡くなった時から 何となく俺も35歳で 自分はこの世からいなくなるのでは…と 勝手に思っていました
34歳の時 もし このまま 何も起こらず生きる事ができるのなら…
お母さんが 見る事の出来なかった 35歳からを精一杯 生きよう と…
自分の考えた答えは 今の ベテランテニス界へのチャレンジでした
自分と同じ 世代 同じように仕事をしながら その合間に 練習やトレーニングをして 自分の年齢での日本一 を目指しての挑戦
母との思い出や記憶はほとんどないのですが…
母さんに「将来何になりたい?」って聞かれたて 小さいながらに
『 俺 テニスで世界一 になりたい』
そう 言ったら 母さんが 嬉しそうに微笑んでくれたのをうっすらですが覚えてます。
ベテランの世界でも ITFシニア世界ランキングというものがあるという事を知り
世界一 という 道はまだある
母さんに言った 世界一 は 諦めなければまだある
ならば どうにかして 挑戦したい
もし「世界一」になれたなら それは 奇跡かもしれません
自分のモチベーションから始まり身体力、技術力そしてメンタルであったり 知力であったり 勝たなくてはなりませんし
仕事は勿論 大会に出場する為の遠征費など 休みや金銭的な事もクリアしなくてはなりません。
奇跡は起こるものではない
奇跡は起こすものでしたね
いつか 奇跡を起こしたい
母さんの喜ぶ姿を見てみたい
数年前 自分に色々な事を気づかせてくれた 天国にいる ノハラっちにも
応援してくださってている 皆さんにも喜んで もらえるように
どこまで 行けるか 分からないですが
こんな俺でも 頑張りますよ。
土曜日は朝から日没まで 学生達の指導OBも集まってくれて 練習もできました。