母親は35歳で亡くなりました。
自分がテニスをしているところが好きだったと周りの人達からは話しを聞きます。
でも その話を、聞いたのは 母親が亡くなってから随分と年月が過ぎた頃
ずーっと テニスを恨んでたのかと思ってました
自分は母親を苦労させたのはテニスだと思ってました
違ったんだって 理解できた時は随分と自分も年齢が過ぎた頃
なんで もっと一生懸命頑張らなかったのだろう
正直 後悔しました
夢は夢でしかなく そこに行くための努力は怠っていました。
せめて 自分が出来る事
それは 母親が見る事の出来なかった35歳からの人生
そこで 俺が決めた事 それはテニス 年齢別だけど 全日本で優勝すること
そう決めて 今年がちょうど10年
あっという間だったのか 長かったのか
この10年本当にいろんなことがありました
東日本大地震 その影響もあり 倒産の危機
大切な人との別れ
教え子が社員に
そして結婚 まさか結婚式の一番最初に話すことになるとは
そして 日本一に
世界を目指したいと 口に出して言っていたら
まさかのスポンサーが
43歳でプロになるとは
本当に日本から出てテニスしている自分がいるとは
いろんな事を考え思い出してました
今 まだまだ 難問難題が沢山あります
苦しんでいる仲間を守ることも自分の使命
自分の夢を叶える為に行動するも使命
自分が叶えられなかった夢を託し その夢を目指せる環境を作っていくのも使命
来年からは その使命を果たすことに対して闘っていかなければならない事もあるでしょう
自分を見失う事なく 大切な仲間達と そして自分を導いてくださる尊敬する先輩方と一緒に前に進めたらと思います。
2017年 沢山の方々に応援して頂き頑張ってこれました。
本当にありがとうございました。
テニスに感謝
沢山 沢山の出会いに感謝
沢山 沢山 出会わせてくれた天国の母ちゃんに感謝